2004年8月31日火曜日

【第1回】トゥルースの視線

当アカデミーは、1988年に板橋の地で「トゥルース進学アカデミー」という名称で、進学塾としてスタートしました。1995年、「有限会社トゥルース・アカデミー」に法人化。中学受験・高校受験を中心とし、地理的な位置から、開成、城北、独協、日大豊山、都立小石川など東京北西部の学校への進学が中心した地元密着型の学習塾です。

子供たちには、高い目標を掲げ、自己の可能性が無限であることを認識し、その目標に向かって自らが責任を持ち誠実な努力を行うことを体得してもらいたい、という思いで指導に当たっており、初期の生徒募集には「高き目標を掲げよ! 学習とは自らとの闘いであり、学力とは自らが生きてきた軌跡である」などという、かなり過激な言葉を載せておりました。

10年ほど前でしょうか、学生時代から家庭教師や学習塾で教え始めてから20年経ち、私の心の中に、何か別のものが芽生え始めたのです。時には厳しく時には優しく励まし、「受験」という目標に向かって子供たちを駆り立てていく教育だけでいいのか?生きることに対して真剣に取り組むことはもちろん必要だが、人が成長するためにはもっと違った視点も必要であり、別のアプローチもあるのではないか?
そして、社会は不況となり、これまで日本では当たり前となっていた終身雇用制や年功序列の崩壊、大企業や政治家の不正、エリートの犯罪、凶悪犯罪や少年犯罪の増加と低年齢化。そして教育現場では、不登校やイジメ、校内暴力の増加。
これまでの教育は良かったのか?今の教育のままでいいのか?子供たちは本当に幸せなのだろうか?明るい未来を創るために将来を担う子供たちに、十分な教育は提供されているのだろうか?
そんな疑問の中で世界で行われている、いろいろな教育を調べ、その過程で出会ったのが「レゴダクタ(レゴエデュケーション」だったのです。
今回から数回、「トゥルースの視線」というタイトルで、当アカデミーの教育コンセプトのいくつかをご紹介できればと存じます。よろしくお願いいたします。

To be continue・・・