2006年5月1日月曜日

【第17回】ロボカップジャパンオープン2006北九州ジュニア部門に参加して


-トゥルース北九州遠征チーム-

ジャパンオープンに、当アカデミーから計7チーム22名が参加。生徒と家族・スタッフを含め55名の大選手団(写真)。

3日、羽田から2便に分かれて北九州へ。大型チャーターバスでホテルに入り、夕食を取りながら壮行会。各生徒が決意を表明し、ご父母の皆様から激励のお言葉を頂きました。関東の代表として参加できなかった人の分まで頑張りたいと、生徒達が大きく成長してくれたことを感じ、ご父母の皆様からは当アカデミーへの感謝のお言葉を頂き、胸が熱くなってしまいました。

4日はロボット調整日。ホテルの日本庭園を見ながら朝食を取り、モノレールに乗って会場へ。ダンスチームは、ほぼステージ上を独占して入念に調整。サッカー・レスキューでは地域の異なる2チームが1つのチームを結成するマルチチーム方式を採用しているので、初対面のパートナーチームと交流しながら調整に余念がありません。

いよいよ5日はサッカー・レスキューの予選。サッカーは、鉄板で覆われた大型重量マシンが上位を独占。レゴでは、全国で日吉の1チームだけが決勝進出を果たしました。将来人間とサッカーをすることを目標にするロボカップの理念はどうなるのだろう、という疑問を禁じえません。

レスキューでは、ビデオカメラやデジカメが並び、オートフォーカスのための赤外線のせいか、動きが完全に狂ってしまう場面も多々見られ、新たな運営上の問題が提起されました。マルチチームでは競技中故障ロボットの修理を手伝ったり、自チームの成績を犠牲にしてもパートナーチームを助けたり、協力関係を築いてほしいという運営側の意図はある程度達成されたと思います。

6日、ダンス本番。3チームとも懸命な努力が実り85~90%の出来。演技が終わるごとに、これまでの皆の苦労が思い出され、目頭が熱くなりました。表彰式で入賞した皆の顔は自信と誇りで輝いていました。敗退チームも多くのことを学び、悔しさを胸に、この経験を必ず活かしてれると信じています。皆、本当に良く頑張りました。前向きに懸命に生きることの大切さを教えてくれて、ありがとう。
To be continue・・・